物忘れとは
物忘れは誰でもが年齢を重ねるに従いおきる自然な老化現象です。年をとるごとに増えていきますが、この場合は集中力の低下、記銘力の低下、体験したことの一部を忘れるというもので、本人は物忘れをしているという自覚があります。
認知症
一方、物忘れとよく似た症状ながら注意する必要があるのが認知症です。認知症は、正常に働いていた脳の機能が、脳の病気や障害のために低下してしまい、記憶や思考などに影響が見られる疾患です。認知症を発症すると、物事を記憶することや判断する能力、時間や場所・人などを認識する能力が下がるので、日常生活に支障が生じるようになります。また、物忘れとの違いとしては、体験したことの全てを忘れてしまい、もの忘れをしている自覚すらないといったことがあります。
ただ、物忘れか認知症かを症状だけで判別するのは困難で、認知症の疑いで検査をしたところ、良性健忘だったということもありますし、軽度認知障害(MCI:健常と認知症の中間段階)、また認知症の初期段階ということもあります。そのため、物忘れの原因を見定める診断が重要です。当クリニックでは、「物忘れ」が増えたという方を対象にした脳画像検査や神経神学的検査なども行いますので、お気軽にご相談ください。
このような症状がみられたら、ご相談ください(例)
- 物の名前が思い出せなくなった
- しまい忘れや置き忘れが多くなった
- 何をする意欲も無くなってきた
- 物事を判断したり理解したりする力が衰えてきた
- 財布やクレジットカードなど、大切な物をよく失くすようになった
- 時間や場所の感覚が不確かになってきた
- 何度も同じことを言ったり、聞いたりする
- 慣れている場所なのに、道に迷った
- 薬の管理ができなくなった
- 以前好きだったことや、趣味に対する興味が薄れた
- 鍋を焦がしたり、水道を閉め忘れたりが目立つようになった
- 料理のレパートリーが極端に減り、同じ料理ばかり作るようになった
- 人柄が変わったように感じられる
- 財布を盗まれたと言って騒ぐことがある
- 映画やドラマの内容を理解できなくなった など
医院概要
- 医院名
- 医療法人社団 正悠会
みたか中村脳神経外科クリニック - 診療科目
- 脳神経外科・内科・
放射線科・神経内科 - 院長
- 中村 正直
- 住所
- 〒181-0013
東京都三鷹市下連雀3丁目34-15
アトラス三鷹レジデンス202号室 - アクセス
- JR「三鷹駅」南口より徒歩3分
- TEL
- 0422-40-5070
- 駐車場
- 提携駐車場(タイムズさくら通り駐車場)
にて100円の補助あり
※会計時に駐車券をご提示お願いします。